六甲山の尾根を男子だけが10㌔走る行事があって、
女子生徒は道端で応援していました。
ほかの男子が通ると「頑張って」というのに、僕のときはなぜか
「村上君、無理しないで」と声がかかる。 (「本の話」文芸春秋)
と村上さんは語っています。
私は「村上君、無理しないで」と声をかけた女子生徒にとても惹かれます。
大勢とは違う言葉遣いができるというのはすばらしい。
(実際には村上君がよろよろ倒れそうだったので、無理しないで、
と言ったのかもしれませんが)。
青春コミックの一こまを見る思いです。
誰もが使う言葉を自分の文脈で使える人には魅力を感じますね。
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