すべて言葉のことばかり
2012年10月4日木曜日
藪から棒
せめて藪
(
やぶ
)
から棒ならばと明智言い
明智といえば明智光秀と明智小五郎の二人を思い浮かべるが、
この明智は前者。
本能寺で信長を倒した光秀は、俗に言う三日天下で敗走する。その途中、
竹藪に隠れていた百姓に竹槍で、文字通り、不意を突かれて死んだ。
その情景を茶化した江戸川柳。
「藪から棒」ならば日常茶飯事でさして驚きもしないが、
藪から竹槍であっけなく命を落としてしまった。
その明智の無念さをもちょっぴり感じさせる。
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