2012年12月27日木曜日

三句以内  

 京都新聞の歌壇、俳壇、柳壇の投稿規定にこう書かれています。

 

    はがき1枚に同壇で3首・句以内。
 
 

 

この「以内」には日常に使っているのとは別の意味があることを

このたび初めて知り、驚きました。 次はその選者の一人の指導です。

 

     毎回熱心な投句を拝見して思うことですが、はがき一枚に

作品三句以内とされているにも関わらず毎回、一句の方、

二句の方が二十名前後あるのが残念でなりません。

入選、佳作の中に一句だけでも入り込める句も希にはありますが、

折角の機会、視点を変えて違う着想を三句とするべきでしょう。

 (武内幸子 京都新聞2010/5/31

 

  普通「三句以内」では一句でも二句でもよいはずですが、選者は、

三句まではよいのだからなぜ三句作らないのか、

もっと貪欲に句作に励みなさいと言っているのです。

 

我が身を振り返ってみると、このような相手の真意を取り違えて
仲が悪くなることもあった、そんなことも思い当ります。

 

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