2012年12月31日月曜日

ボニー・アンド・クライド 

 2001年の米国映画『スイート・ノーベンバー』を見ました。
(原題は Sweet November)

その1シーン。
脳の実験をされることになっている犬を助けようと、
シャーリーズ・セロンが盗み出しに建物に忍び込みます。
警報機が鳴る中、外で待っているキヌア・リーブスの車に、
助けた犬を抱いて飛び込んできます。
その逃走中の車の中での字幕スーパー。

 

 女「映画みたい」 

   男「冗談じゃない」

 女「なぜ」

 男「死にたくない」

 

この字幕訳では、「映画みたい」と「死にたくない」が
短絡しているのでよくわかりません。「映画みたい」は
英文は Like Bonnie and Clyde.  と言っています。それなら
「死にたくない」は、あの映画『俺たちに明日はない』を
見た人にはすぐにわかります。

 

あの衝撃的なラストシーンが思い浮かぶからです。
(どのようなシーンかは言いたくても言わないのがルールです。
かつて、試写会で案内嬢が「これは戦争映画なのですが死者が
一人も出ません」と言いました。これで戦闘シーンでもだれも
死なないのが知らされてしまったのでちっとも面白くありませんでした。
ちなみにその映画は『ジャー・ヘッド』でした。アッ、言っちゃった!)

 
映画評論かとか解説者は何であんなにおしゃべりなのでしょうか。
 
 

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