ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(31)は13日、
同国西部プナカで、一般家庭出身のジェツン・ペマさん(21)と
結婚式を挙げた。端正なマスクと気さくな人柄で絶大な人気を集める
国王の結婚に、ブータン国民は喜びに沸いた。
(共同 京都新聞2011.10.14)
この記事に問題はありません。気になるのはその見出しです。
世界の一国の国王を「イケメン」と呼ぶのは礼を失するのではないでしょうか。
明鏡、岩波国語では「イケメン」を〔俗〕と表示、広辞苑では「俗語か」とスピーチ・レベルを保留しています。
プライベートな一面を親しみを込めて紹介する場面ならよいかもしれませんが、国王の婚礼を伝える報道です。英国のロイヤルウエディング報道では見出し語に使わないのではないか、と邪推してしまいます。
やはり、敬意と礼にかなった言葉遣いが必要だったのではないでしょうか。
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