2012年10月2日火曜日

医者

こんな謎々を聞いたことがありませんか。
同じテーマであちこちで出されるので、今回は映画『ティン・カップ』から。


ゴルフ練習所のトレーナ(ケビン・コスナー)が仲間に謎を出します。
父親と息子がドライブに出かけ、衝突事故を起こした。
救急車が2台来て親子を別々の病院へ運んだ。

息子は手術室へ運ばれたが、医者は彼を見ると
手術は出来ない、私の息子だから」と言った。
どういうことかわかるか? とコスナー。

「父親がほかの病院から来ていた」、と仲間の一人。ちがう、とコスナー。
義理の父親だった」「それも違う」

仲間たちが頭を抱えていると、
  そこへやって来た女性が
「その医者は女なのよ。患者の母親なのよ。
既成概念で皆、医者は男と思い込んでいる」
と種明かしをします。


答を横取りされたトレーナーは不機嫌に
「お前はだれだ?」と その女性に聞きます。
「私は7時にレッスンを予約しているのよ。」
「7時の予約はグリズウォルド医師だ。」とコスナーが顔をそむけると、
その医師が「私よ」。

 見ている私たちは2度も、医者=男性という思い込みを攻撃されます。
「ししゅう」と「医者」のほかにも固定観念から抜け出せない言葉が
他にもありそうです。


0 件のコメント:

コメントを投稿