2012年9月20日木曜日

鉛筆が足りないなら


子供たちが満足に教育を受けられない状況が世界各地にある。
そういった地域にODAでも援助している。

日本でのあるキャンペーンで、カンボジアの子供が1本の鉛筆をもらって
嬉しそうにお礼を述べている写真を日本の子供たちに見せた。
その場にいた母親が即座に言った。

 「鉛筆が足りないなら送りましょうか。すぐ集めます」

これに対して、活動家は言う。

 「大切なことは、自分の子供に鉛筆を大事にして使いきることを教えることなのです」
 
 



物資の援助は直ぐにできる。でもそれではまとまった金銭を出せば終りのどこかの政府と同じだ。



活動家の言葉は、援助するとはどういうことかを考えさせる。

日頃から地に足のついた確かな考え方をしていないと、薄っぺらな考えが地面に転がり落ちてしまう。

思索しないで語った言葉は必ず自分を裏切る。

 

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